僕がキノコ狩りに行く時に、持っていく道具を紹介します。
背負い籠
キノコ狩りにはこれが必須です。
もっと小さな腰カゴを付けてる人もいますが、ともかく「竹カゴ」であることが大事です。
なぜって?
採ったキノコの胞子が、竹の編み目からこぼれて、あちこちに飛んで行くからです。
見たこと無いけど。
キノコの胞子というのは、花で言えば「種」みたいなもので、
いい環境の所に着床すると、そこに根(菌糸)を張り、
いい加減はびこったところで、またキノコが発生して来るわけです。
採ったキノコをカゴに入れ、さらにキノコを探して森の中を歩きまわるだけで、
自然とキノコの繁殖の手助けをしていることになります。
キノコを採るだけじゃなく、ちゃんと次世代へつないで行くことを、
昔からキノコを採っていた人たちは考えていたんですね!
すごい生活の知恵です!
それを受け継ぐ僕たちも、この知恵を絶やさず、次の世代へ伝えていきたいものです。
そのためにも、キノコ狩りをする時は、まず「竹カゴ」の準備を!