『龍馬伝』から始まる

ども。ミロです。


とうとう『ゲゲゲの女房』が終わってしまいましたね。
なんだか『キャンディキャンディ』の「丘の上の王子様」を思わせるような終わり方で、
わたしはちょっぴり不満でした。(笑)


「水木しげるはアルバートさんか!」と突っ込みを入れたくなりました。
そこまで作らなくてもいいのにな、って思いませんでした?


それはともかく、
尖閣諸島をめぐっての日本国政府の対応ですが、あまりにもイタすぎませんか?

つーか、たしか日本にも「政府」なんてものがあったはずだよな?
と悩んでしまうほど、
責任者不在の対応に寒気すら覚えました。


検察庁の方も、国民のためなんて勝手な理屈を付けて、
日本国の法律に定めていないことをやってもらっては困ります。
当然、進退をかけての法律破りでしょうから、
厳正な処分を科してもらいたいものです。


小沢を相手に選挙を戦っていた時はあれほど声高だった菅総理が、
今回の事件に関しては、
猫の子を借りて来たようにおとなしいのはどうしたわけか?


世界に向けてアピールできる場に居ながら、
ついに一言も発せずじまい!


日本国の舵取りを任せられるような器でないことが、はっきりしちゃったな。
日本国内専用タイプ総理なの?


レアアースだかなんだか知らないけれど、
たかだか中国一国に経済封鎖されたぐらいで、
超スピードでお手上げするとは!


昭和の大日本帝国は、
ABCD包囲網をくらっても戦い続けたのにな。


「だっていまは外国と戦える軍隊が無いから、怖くって何にも言えないんだもん!」
ということか?

だったら連合艦隊でも再建すればいいじゃん!

何にもしないで戦えるほど、
今も昔も他国ってやつは甘くないと思うんだけどね。

中国は、他国を攻撃するしか能がない「空母」を、
近々建設すると宣言しています。


そうなっちゃったら日本の政治家は、
みんな中国の言いなりになっちゃうんじゃないの?


日本も「戦争絶対反対!」「日中友好万歳!」とかいいながら、
「自衛のためですから」とことわって、
空母やら戦艦やら駆逐艦を何セットか作ればいいと思います。


武力戦争の是非はともかく、
自存自衛の強い意志なくして一国の独立は保てないでしょう。


連合艦隊の存在は、
なにより自存自衛の強い意志を見える形で示すことになるはずです。


リスクが高い中国に経済的な依存を進めてしまった結果がこれですね。
国だけじゃなく、企業や国民が招いた結果でもあると思います。
安けりゃいいと中国製品を平気で買って来ましたからね。


これ以上足元を見られないように、
早急に中国依存の構図の見直しが必要でしょう。


水に落ちた犬は叩け!という国に、
犯罪者を返してやったってなにも改善なんかされないでしょう。


「水に落ちた犬」(菅日本政府)をさらに叩きに来るだけです。


実は私も、商売のために中国からの個人輸入を考えていたのですが、
今回の事件があってきっぱりやめました。
なにも商売相手は中国人じゃなくたって、
世界中にたくさんいますからね!


臥薪嘗胆がしんしょうたん
で一からやり直すしか、
いまの日本国の混迷状態を抜け出す道はないんじゃないかな。


「臥薪嘗胆」です。
いまの若者たち、わかるかな?


明治の勃興期の日本を語るとき、
「臥薪嘗胆」と「富国強兵」というのが2大キーワードだったんです。


しかし、最近の歴史教科書では、この言葉が出てこないとも聞きました。


太平洋戦争敗戦後、戦争がトラウマとなって、
戦争に関することがすべて意識的に隠されるようになって来ました。


でもここまで国家が機能しなくなった時代にあっては、
もっともよく国家が機能した時代である「明治」を学び直すことには意味があると思います。


そんな思いもあって、
いきなり『龍馬伝』の画像を貼っちゃいました。


坂本龍馬といえば「日本海軍の父」といわれる人物であり、
幕末の国難迫る日本にあって、
未来の日本国の下絵を描いた人物です。


ちょうどNHK大河ドラマ『龍馬伝』は、
徳川幕府軍を相手に、
一長州藩が戦争に勝ってしまったところです。


高杉晋作、カッコよかったですね!


この『龍馬伝』からの流れの後に、
秋から始まる『坂の上の雲』(第二部)の明治が来ます。


「明治」は幕末から始まっていると言っていいと思います。


坂本龍馬は「武力」というものをどうとらえ、
どのように活用しようとしたか?


そんなことも『龍馬伝』では繰り返し語られています。
思考停止状態の現在の日本人に、
ぜひ考えてもらいたい問題だと思います。

『龍馬伝』『坂の上の雲』どちらも見逃せません。


最近のNHKってどうしちゃったんでしょうか?
なんかいい企画のドラマが多すぎるよなあ。
NHKも変わり始めているということかな。