ゆうべは土砂降りでしたが、
今朝は朝からどんよりと曇っていますね。
庭を見て回っていたら、
――回るってほどの広さじゃないですけども、
目の前の木の枝から
ジジ…
といって飛び立つものがありました。
あ。アブラゼミ! と思ってると、
どこへも飛び去ることなく、
近くの木の枝に留まってしまいました。
生まれたてだなと考え、
プラムの木の根元を探したら、
ありました!
今年最初のセミの抜け殻です!
毎年、このプラムの木の根元は、
セミの抜け殻でいっぱいなんですよね。
生まれたてのアブラゼミも写そうとしたんですが、
細い枝を踏んでしまって、
パキッという音に驚いて、
今度は飛び去ってしまいました。
明け方に、
今年初めてのミンミンゼミの鳴く声を聞きました。
盛夏だね。
ミンミンゼミが鳴くようになると。
道端では、合歓の木が、
樹いっぱいにピンクの花を着けていました。
こちらは私の庭の花、
ロニセラ”ヘックロッティ”、
つる性植物で、スイカズラの仲間です。
こちらの青い花は、”クロホオズキ”です。
一年草ですが、特に種をまかなくとも、
かってに庭のあちこちに殖えています。
写真中央やや左上の方に、
ぼんやりと小さく写っているのが
黒鬼灯の実です。
見えるかな?
緑色の地に、黒っぽい斑点が集まっています。
もっと大きくなるんですけどね。
ユリ”アレナ”つぎはユリ”アレナ”。
このユリのようにヤマユリを交配親にしているユリのことを、
「オリエンタル系」と呼んでいます。
ヤマユリゆずりの大きくて華麗な花が特徴です。
オリエンタル系のユリでは、”カサブランカ”が有名ですね。
オリエンタル系に対して、
透かしユリを交配親にしている系統のユリを、
「アジアテック系」と呼んでいます。
覚えておくと役に立つと思います。
ユリが、
なかでもヤマユリが私は大好きです。
庭中、ヤマユリだらけにして、
百合屋敷にしたいものだと秘かに夢見ています。