とうほく蘭展2008、開幕しました。
といっても、すでに3日が過ぎ、東北の園芸関係者のお祭りも、残すところあと2日となりました。
おかげさまで、主催者展示の『空中庭園』も大好評で、
来場された皆さんに楽しんでいただけたようで、ほっとしました。
また、日本ハンギングバスケット協会宮城支部のブースも、いつもお客様の輪ができ、
ハンギングバスケットを作ってみたいという方が年々増えているようで、
私たちも情報の発信のし甲斐が有ります。
写真は主催者展示の『空中庭園』です。
大きく3つのパートに分かれています。
まん中と左右、それぞれ2~3人ずつで分担して作りました。
ちなみに私は、まん中を担当しました。
プロデューサーである矢野TEAさんの
「『世界蘭展日本大賞(東京ドーム)』でもいまだかつてなかったような展示作品を作ろう!
関東に負けない作品を作ろう!」
の号令の下、製作に取りかかりました。
まん中の浮島みたいなやつは、
私の中では『天空の城ラピュタ』のイメージですね。
『ひょっこりひょうたん島』にも見える?
左側の部分は、
「箱が倒れて、中から花がこぼれたような感じで!」
という矢野さんのイメージを実現するために、
担当はかなり苦労したようです。
でも、ランの審査のために来場されていた江尻光一さん(日本のランの第一人者です!)に、
『空中庭園』は凄くほめていただきました。
「関東でもこんなのは見たことがない!」ということでした。
特に左側が気に入っていただけたようです。
めずらしい黄色のカトレアと白のコチョウランの
都会的でシンプルな色の取り合わせがよかったようです。
矢野さん独特の、幾何学的な構築物ととても似合っていました。
右側はそれに対して、すごくゴージャスなイメージになっています。
「自分がやりたいことを、悔いを残さないようにやって下さい。」
「楽しんでやって下さい。」
「その結果、3つの部分がそれぞれ違ったものができるはずです」
そんな矢野さんの『空中庭園』のイメージが、
何とか実現できたのではないかと思っています。