マイ・ハンギングバスケット

私の作ったハンギングバスケットを少しだけ紹介します。
「とうほく蘭展」で発表したものです。
らん展会場の様子も、合間にはさんでおきます。

エメラルド・ファンタジー

これは白い葉ボタンをメインに、
アメリカイワナンテン、ステラ、イベリス、ハナカンザシなどを使っています。
タイトルは「エメラルド・ファンタジー」。

さいきんタイトルを付けるとき、鉱物名を入れることが多いです。
小さな鉱物の固まりを見つめているときに、
心の奥で明滅する微少なイメージのきらめきに、
作品のイメージを重ね合わせて付けています。

主催者展示のひとつ、保科順子さんデザインの『チューリップガーデン』です。
10,000本のチューリップを使って、メルヘンの世界を表現しています。

ヒースの道

シキミア・ルブラ、大実チェッカーベリー、アベリア、カルーナ、ロニセラ、ヒューケラ、シロタエギクなどを使っています。
タイトルは「ヒースの道」。
カルーナやエリカなどの低灌木類を総称して“ヒース”と呼びます。
エミリー・ブロンテの名作『嵐が丘』は、まさにヒースが咲き乱れる場所でした。
登場する激情の男の名が、ヒースクリフです。
私の友人の作家・松島 令が学生時代に書いた詩のタイトルを勝手にいただきました。
見に来たかな?

こちらも主催者展示で『ローズガーデン「朝日のあたる家」』です。
保科順子さんのデザインです。
屋根に芝がはってあって、
ピンクのアルメリアがぽつんぽつんと咲いてる様子がとても可愛いかったです。
屋根の上の赤い椅子に座って、会場を眺めてみたかったのですが、
階段も梯子も用意してなくて果たせず。残念!