ども。ミロです。
いちど南三陸町の被災地を訪れたいと思っていたんですが、
ゴールデンウィークの連休で全国から大勢のボランティアが集まっているようなので、
連休明けまで行くのは控えることにしました。
交通渋滞の原因を作ることになりそうなので。
今後、被災地がどのように復興していくのか、
その原点の状況を自分の目に焼き付けておきたいという思いが強いです。
原点…そう、3月11日が日本の国家機能を考え直す原点になればいいんですがね。
それとは別に、「釣りバカ」として、
各漁港の波止の状況を確認しておきたいとも思っています。
…ほとんど跡形もなくなっているようですが。
しかも、広範囲にわたる地殻変動により地盤沈下がおこり、
浜の海抜0m地帯が広がったそうで、ということは、
大震災以前はのんびり釣り糸を垂れていられたのが、満潮になると、
いつのまにか海の中に取り残されていた!という事態になるってことか!
東北の海釣りは、かなり危険と隣り合わせになるな。
1年間は喪に服して釣り糸を垂れる気は毛頭ありませんが、
でも、来年の今頃には、
釣りのポイント探しを始めたい希望はあります。
状況次第でどうなるかは、まるでわかりませんが。
いま投げ釣りをすると、沈んでる家屋を釣ることになるだろうな。
港湾の浚渫作業が待たれる。
震災キックオフディ、
みごとに東北楽天もベガルタ仙台も勝利のプレゼントを地元に対してしてくれました! ありがとう!
…でも、それどころではない人たちがいることも忘れてほしくありません。
沿岸地域の被災地では、3月11日から、
それほど事態が進展しているわけではありません。
粗食に耐えて、毎日を暮らしている大勢の人たちがいます。
避難所の劣悪な住環境、壊滅した医療機関、あしたの自立への道も見えない。
これからも長い支援が必要です。
そして我らが国家も、ぜんぜん進展が見られない。
福島第一原発の事故の責任は、自民党だって負わなければならないはずなのに、
政治的駆け引きに明け暮れているのはいかがなものか?
原発を強力に進めて来たのは自民党だろう?
いろいろな利権がらみで。
東京電力は、こんな大事故を起こしても、
まだボーナスを支給できるほど余力たっぷりな様子なので、
国債発行とか増税とか言わずに、
自己責任で全額被災者と被災自治体に対する補償をしていただきましょう!
これまで東電からさんざん利益を得て来た株主さんにも、
東電とともに最後まで責任を持っていただくのも当然でしょう。
それが資本主義のルールです!
まあ、東電関係者は、
福島の避難民の生活レベルにまでみずからの生活レベルを切り下げる程度の、
覚悟を決めてほしいものです。
税金を投入するとかしないとか議論する前に、
まず会社の資産の整理とリストラ、給与の切り下げなどで賠償金をしぼりだす!
それくらいはすみやかに実行するのが当然でしょう。
お詫びをするというのはそういうことじゃないですか?
生きるも死ぬも福島県民とともに!
東電のこれからのスローガンはこれだね。
私がたったいま作ってあげました(笑)。
高額な使用料を請求したりはする気はないので、
ご自由にお使いください。
原発をどうするかは、日本のエネルギー政策の問題だから、
代替エネルギーや効率性と日本人の生き方のバランスの問題になると思います。
すぐに単純な人たちがクリーンエネルギーとか言い始めてますが、
あんまり信用しない方がいいと思います。
補助的に使うのはありだとしても、主要エネルギーとしてはどうかな。
それについてはまたらためて。
最後に、私の原点になっている歌のひとつを紹介して終わりたいと思います。
途中で歌詞を間違えているのは、「ご愛嬌」ということで。(笑)
野坂昭如「終末のタンゴ」
原動画削除のため差し替え。