「とうほく蘭展 2011」~妖精セブン

ども。ミロです。

「とうほく蘭展&バラとガーデニングフェスタ2011」で撮って来た写真で、
紹介しきれなかったものがけっこうあるので、
「とうほく蘭展」はおわってしまいましたがもう少し紹介したいと思います。

きょうは「妖精セブン」と題して、
吉谷桂子さんが連れて来た妖精たちの巻。

妖精その1 花の妖精

背中に羽根のある妖精ですね。
真っ白なクレマチスの花の後ろに隠れるようにしています。

フライ・フィッシングをする人は、自分でフライ・タイイングする人が多いですが、
どうやらフライ・マテリアルとして販売されている鳥の羽根を用いているようです。

イギリスの妖精画で見る妖精の羽根というのは、
トンボというか蜉蝣カゲロウの羽根のように見えます。

そういえばフライ・フィッシングでも、
蜉蝣の幼生に似せて作ったフライの呼称はニンフ(妖精)ですね。

妖精のイメージの根源には、一日で生を終えるカゲロウのイメージがあるようです。

余談ですが、メーテルに結晶した松本零士の女性像も、
もともとはカゲロウのイメージから生まれて来ていますね。

妖精その2

斑入りの葉っぱに隠れているのは、ブルーの花の妖精のようです。
黄色いオリエンタル系のユリはコンカドールでしょうか?

妖精その3

こちらの妖精は、緑の葉っぱのスカートを身につけてますね。

妖精は、落ちた花びらなども衣装にするそうですから、
まさに「借りぐらし」ですね。

妖精その4

妖精その5

上の写真の妖精は、切株の上で、
サルノコシカケのテーブルに向かいホタテの貝殻で作った椅子に座ってくつろいでいます。

佐藤修一さんが作った妖精の家具です。
生きてますね!


下の写真は、またまた佐藤修一さんが制作した「妖精のお城」!
お見事ですね!

ホタテの屋根のてっぺんに黒い妖精がとまっています。

妖精その6

妖精その7

一番下のヤツも妖精なんでしょうか?

妖怪と言ってもおかしくないような気がします。(笑)


吉谷さんのブログを読むと、
「妖精の棲む庭」の製作がおくれていて心配されたようですが、
まいとしローズガーデン展示を見て来たミロからみると、
あれは「いつもどうり」のスピードなんですけど。(笑)

例年以上に気合いが入っていたため、多少は時間がかかっているかな?という気はしましたが、
深夜までかかって仕上げ、初日の開催時間までにはちゃんと完成させているのは、
例年のことであり、プロとして当然のことです。

日本ハンギングバスケット協会宮城支部のブース設営と、
ハンギングバスケットの作品展示が終るとミロたちはさっさと帰ってきますが、
製作途中の「妖精の棲む庭」を横目に見ながら、
「またことしも夜中までかかりそうだなあ。ご苦労様!」と心の中で思っていたのはいうまでもありません。