毒キノコ~カエンタケ

テレビを見ていて知りましたが、新潟県でカエンタケという毒キノコによる食中毒が多発しているようです。

カエンタケ:猛毒キノコ、新潟で増殖 危険!誤食で死亡例も 長雨後の酷暑で成長か

毎日新聞の記事です。

でも、どうしていまごろ毒キノコの話題なんだろうね?
新潟だって雪が降ってるんじゃないかと思うけど、
キノコ狩りの季節は終了してるんじゃないのかな?
新聞記事にするネタが無かった? …違っていたらごめんなさい!

僕はいまだにカエンタケと出会ったことがないので、イメージはこちらのサイトで確認して下さい。

《京都薬科大の橋本貴美子准教授(天然物化学)は「摂取すれば全身が真っ赤に炎症し、汁に触れたら皮膚がただれる。キノコの毒の中で最も強い」と指摘》と毎日新聞は述べていますが、
いったいこのニュース・ソースはどこから仕入れてきたのかな?

というのは、全く同じ言葉が、ネット上の有名な〈フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』〉に出ており、
しかも「キノコを触っただけで皮膚がただれる」という説について 「子実体の汁を触らない限りは問題はないと考えられる。/ 多臓器不全を起こすのは事実だが、これまでの中毒例で上記のような例は報告されていない。」との一文も見える。

それだけでなく「カエンタケの毒性はその強さゆえにネット上では一部都市伝説と化しているようである。」とさえ言っているよ!

毎日新聞さんは事実をどこまで調べてこの記事を配信したのだろう?
まさか、都市伝説をひろめるのに一役買っているだけなのでは?
実際、テレビでは素手でカエンタケを持っている写真が紹介されてました。
この直後、手がドロドロに溶け出したとか…。『怪奇大作戦』じゃないんだから…

疑問の残る報道でした。