生きていた伊達直人に乾杯! 

ども。ミロです。
まだまだ続いていますね、「伊達直人」さんからのランドセルのプレゼントが。
そしてついに、タイガーマスク本人がプレゼントを持って、児童施設に現れたそうです。

ダーク系の背広に、こんな覆面をしてました。



じぶんも伊達直人になってランドセルを贈ってやる!という方は、
こちらからどうぞ。      
【仮装・かぶりもの・マスク・アニメヒーロー】タイガーマスク <新型>


それはともかく、最初に伊達直人があらわれたのは去年の12月でしたが、
伊達直人=タイガーマスクというのは、
少年時代にリアルタイムでマンガやアニメで『タイガーマスク』を見た私の世代には、
すぐにピンと来る常識です。

しゃれたマネをするもんだと、ひそかに心の中で拍手を送っていました。


『タイガーマスク』の物語が心に生きている人でなければ、
こんなことは思いつかないよね。

さすがはマンガ王国・日本です。


テレビでも大きくとりあげて盛り上がってるものだから、
日本全国に飛び火して、とうとう全都道府県に匿名のプレゼントが届けられるにいたったようです。


なんにしても、伊達直人が現代まで生きていてくれたことは嬉しいことです。
まずは生きていた伊達直人に乾杯だ!

原作マンガでは、かれは死んじゃってますからね。


誰も理解してくれなくとも、自分の信じたことを、
誰にも知られることもほめられることもなく実行してしまう。
それが原作者・梶原一騎が僕たちに伝えたかった「男の美学」だったと思います。

伊達直人の署名は、それだけで、
梶原一騎イズムを実行してることが分かります。


政府が子供手当を出してるんだから、ランドセルぐらい買ってやれそうに思うかもしれませんが、それは大間違い。

子供手当って奴は、本当に必要な子どもたちのもとには届いていません。

子供にも施設にも届かないでどこに行ってしまってるかというと、
親のところに行って、子供ではなく親自身のために使われているんです。

伊達直人の時代の孤児は、戦災によるものでしたが、
今の施設に入ってる子どもたちというのは、
家庭内の虐待や子育てを放棄した親から保護されたこどもたちがほとんどだということです。

ランドセルや学用品を贈ってもらっただけでも、
児童施設ではそのぶん別なものに予算が使えるので、とてもありがたいということを聞きました。

必要な人に必要なものを届けるには、
施設に直接送り届けてやるのが一番効果的だというわけです。
伊達直人のやってることは正しいということ!

ぎゃくに政府の施策に期待できない日本という国のシステムが、とてもむなしい。
子供手当なんて無駄遣いをするくらいなら、国防費にでも回せって!


まさか菅直人の向こうを張って、伊達直人を名乗ったわけではないでしょうが。