キノコ鎌
刃は研いでないのでなまってますが、あまり「切る」用途で使うことがないので、これで充分です。
じゃあ何に使うかって?
おもに急な斜面を登る時に、細々と生えている灌木にひっかけたり、
大きな倒木に刃を打ち込んだりして、
体を引き上げるのに使います。
手がかりになりそうなものが見あたらない時は、直接「土」に打ち込むこともあります。
斜面を登る時の基本は「3点支持」です。
両手両足のうち、いつもどれか3本は地に付け、1本だけは空けておくようにして登ることを言います。
こうすると、もしどれか1点が、滑ったり木が折れたりして空を切っても、
あとの2点で踏ん張ることができ安全です。
2点が空を切った場合ですか?
保険に入っていたかどうか思い出しながら谷底へ、というパターンが考えられます。
あまりおすすめできません。