ピーターラビットが見つめているのは、セロジネ・インターメディアです。
バニラのような甘っとろい香りを放ちます。
昨年購入したばかりなので、まだ小さいです。
あまり、肥料もやった記憶がないし…こんな無精な園芸家の下でよくぞ咲いてくれました。
というか、そんなんでも咲くくらい、管理はラクなのでお勧めです!というのが、今回のテーマなのでした。
洋蘭って、一般の家庭では育てるのが難しいというイメージがあるようです。
たしかに大輪のカトレアとか、加温設備がないと無理なのもありますが、
居間に普通に置いておいて大丈夫な種類も、けっこうあります。
洋蘭の入門編としてお奨めなのは、シンビジウムとかデンドロビウムですね。
花屋さんでも、ここらへんはボリュームたっぷりに並べてありますから、お好みをチョイスすればいいでしょう。
でも、シンビジウム等の鉢が増えてくると、「もっとほかの洋蘭も育ててみたい…」と思うものです。
その時におすすめなのがこの「セロジネ」とか「パフィオペデルム」です。
パフィオは熱帯地方原産のものも出回ってるので、その場合は加温が必要になります。
お店で確認してから購入したほうがいいです。
シンビとかセロジネの来年も花を咲かせるためのポイントは、
5~6月くらいに植え替えてやるのが、一番効果的です。
ほかの管理の手を抜いたとしても、これだけは手抜きNGです!
ま、手を抜いてるのは私だけでしょうが。
植え替えの時には、植え込み用土はすっかり新しくして下さい。
見た目はよくても、確実に劣化してますので。
株の混み方次第ですが、新芽の伸びるスペースがなくなったら、
株分けするか、一回り大きい鉢に植え替えます。
しかし、ラン科の植物というのは、進化の頂点にあると言われるだけあり、
まだまだ私なんか見たこともない種類がたくさんあって、ほんとに凄いです。
31日から始まる「とうほく蘭展」では、毎年、愛好家の方が丹誠込めて育てた“
豪華絢爛”という表現がぴったりの洋蘭が多数展示され、美を競い合います。
私もあしたは主催者展示の「空中庭園」を作りに行って来ます。
らん展の幕が開いたら、また書き込みます。では。