庭のムラサキシキブがだいぶ色づいて来ました。
実自体は、夏の初めごろからたわわに実っているのが見られていたのですが、
その頃はまだ白いまま。
心持ち朝晩が涼しくなってきたかなあと、感じるか感じないかといった頃から、
いつのまにか紫色に色づいていることに気付きました。

写真真ん中の枝を見ていただけるとわかりますが、
下の方の実はまだ白いままですが、
上の方に行くに従って紫色が濃くなっているのがわかると思います。
自然の中に見られるグラデーションです。
全体が色づくまでは、けっこう時間がかかります。
園芸店でムラサキシキブの名で売られているのは、
コムラサキという種類が多いですが、
もう少し実の付き方がまばらな本来のムラサキシキブが、
うちの近くでも向かいの山の中に自生しています。
藪の中に生えていることが多く、
近くにスズメバチの巣があったりして、
羽音鋭く威嚇された経験があります。
ゆっくりそのまま刺激しないように後ろに下がるのが、
スズメバチから安全に逃れるコツです。
そこを間違えると、襲われて、
頭がぼこぼこになったりしますので、
野外活動のときの要注意ポイントのひとつです。
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