勇気を持って、自粛をしない! それが日本復興への道!

ども。ミロです。

そろそろ西の方から、桜が咲いたという便りが舞い込んでくる季節になりました。

花見の季節だなあ!

春を楽しみに待っている人も多いことと思います。

ただ日本各地で「祭り」の開催を自粛する動きが起こっていて、
春ならではの「桜祭り」がつぎつぎと中止になっているようです。

たしかにお花見をいつもどおりやろうとすると、
照明で電気を大量に使うし、酒を飲んで酔っ払いが問題を起こしたりしないか、
なにかと時節柄、心配はあるかも知れません。

でも、照明時間を限るとかして電力を抑えた開催は可能だと思います。

電力不足を懸念しての祭りやイベントの自粛がある一方、
被災地で苦労している被災者への遠慮や気兼ねからの自粛も出て来ているとのことです。

たしかに心から楽しめない、というのはあるよね。

でも、これは人生の試練と思って、
なにがなんでも楽しんでやる!くらいの気概も必要ではないかな?

どうしたら被災者への弔意、顧慮を忘れずに、
祭りやイベントを開催できるか?
今こそ頭を使うべき時じゃないですか?

知恵をめぐらせ 頭を使え!(『決断』)です。

そうじゃないと、これからの長い日本復興の道のりを歩き通せないよ。

被災者以外の日本人まで元気をなくしてしまったら、
日本復興を担う人がいなくなっちゃうぜ。

企業は生き残りをかけて、すでに動き出しているはずです。

勇気を持って自粛はしない!ということが、
日本経済を支えるために私たちが出来る最大の貢献だと思います。

それとは別に、もっと巨視的な観点から、
日本の国家構造を地球規模の現実に合わせた改造をすることが必要だと思う。

地球・自然は人間の想像力をはるかに超える動きをすることが、
今回の大地震とそれに伴う大海嘯だいかいしょうでわれわれ日本人に、
かなり痛みをもって知らされました。

いわゆる「想定外」こそが大自然の本質だということです。

日本の現代文明の甘さが露呈したと、謙虚に受け止めるべきでしょう。

大地震反対!とか、大津波反対!と言ったって、これら自然災害を防ぐことが出来ないのはみんなわかります。

でもこれが「戦争」となると、日本人の多くは、
「戦争反対!」と言ってれば戦争は起きないという信仰を持っているように見えます。

言霊ことだまの国ならではの病気だな。

私はこの現象をずっとバカバカしいと思っています。

国際情勢という奴も、ある意味「第2自然」と言うべき性質があって、
いつでも「想定外」のことが起こるもんだと考えておかないと、
いざという時に国民の生命を救えない事態に陥ると恐れています。

しっかりした軍備は必要だと思います。
そのうえで外交的努力で、国際関係を良好に保つ努力をしていくというのが普通の国だと思います。

こんどの大震災は、日本国のリスク管理の甘さを暴露してくれました。
これを機会に国家の根本改造が出来なかったら、
震災犠牲者の霊は浮かばれないと思う。
日本国は、非常時に国民を救うことも出来ないダメ国家のままでありつづけるだろうな。

いまはみんな震災気分に浸っているけれど、
すぐに厳しい現実が突きつけられて来ると思います。

東日本の経済的壊滅は、間もなく日本国全体の経済にボディブローのように効いて来ます。

早く気分から一歩踏み出して、
現実に立ち向かうための理論武装をしていく必要があると思います。

自粛している経済的な余裕なんて、いまの日本にはない。
とりあえず走りながら考えましょう!

お上は普通、禁止することしかしませんが、
大阪の橋本知事が行きすぎた自粛を批判する声明を出しました。

大阪ではグリコのネオンサインが復活したとのこと。
これは橋本知事の発言効果もあったんじゃないでしょうか?

自粛ムードを刷り込むテレビ広告が、ポポポポーン!と連発放送されているので、
かなり日本国民の消費マインドがむしばまれていると思いますが、
たいせつなのは、

自分の頭で考える! そして自分で決めて、責任を持って行動する!

ということだと思います。

自分の頭で考えるのって疲れるし、できたら責任持ちたくね…
という気持ちもあるでしょうが、勇気があればできます。

清酒「南部美人」の蔵元の方が、被災地以外に広がる自粛ムードに対し、
勇気を持って被災者代表として自粛しないように訴えました。

わたしもこの方の意見に全面的に賛成です。

地酒ファンのミロは、もちろん「南部美人」を飲んだことがあります!
ぬる燗派のミロは、大吟醸や純米酒ではなく、もっぱら本醸造一筋ですが。

東北の酒はどれもうまい! としか言いようがないね!

いつもは地元の「一の蔵」無鑑査本醸造辛口が常備酒ですが、
きょうは敬意を表して「南部美人」のアフィリエイト広告を張って、
私の「自粛」完了宣言としたいと思います。