これはみんなよく知っている“あるもの”の中から出てきたものです。
“あるもの”は海の中で生息しています。
どこかで見た感じですねえ。
曲玉?
『ウルトラQ~星の伝説』では、
宇宙生命体が曲玉の形をして、宇宙船の中を浮遊していました。
釣りが好きな人はよくご存じですよね。
通称“タイのタイ”と呼ばれています。
「腐っても鯛」のあのタイです!
タイのお頭の両脇に胸びれが付いてます。
煮ても焼いてもいいですが、この付近を食べ進んでいくと、
胸びれにつながっている骨が出てきます。
その骨をバラすと、こういう形のパーツがとれます。
この骨がタイの形に見えるので“タイのタイ”と呼ばれているわけです。
もちろんタイに限らず、魚であればこれと同じ骨をみんな持っています。
ただ、タイほどはうまく魚の形をしていません。
メバルとかソイは比較的いい形をしていたように思いますが、
今度魚を食べる時は、ぜひ注意してみてください。
鯛をおいしくいただいて、
この骨をしゃぶりつくして
「あ~満足♪」
というのが、私のいつものパターンです。
…というと、私がしょっちゅうタイを食べてるように聞こえますか?
じつは、食べているんです。
スーパーに行くと、刺身をつくった後に残った
タイの頭や中骨や砂ズリ(腹の部分)などが1パック200円前後で売られています。
これがゲット出来た日は、もう最高ですね!
豆腐とネギを入れただけのお吸いにしてもいいし、
飽きてきたら(けっこう脂っこいんで、連続して食べると飽きます!)
塩を振っただけの兜焼きにすると、最高の酒の肴になります。
ウロコが大きいので、しっかり落として料理するのがコツです。
魚は、刺身にして残った部分が一番美味しいと言われています。
タイ以外の魚だと捨てられることもありますが、もったいない!
一度試してみると、ほんとだってことがわかりますよ。