『姿三四郎』グラフィティ

モハメド・アリVSアントニオ猪木、格闘技世界一決定戦(1976年)

もう四十年前になるのか!テレビの前に張り付いて、ゴングはまだか! と、待ちかねたあの瞬間が自分の中で蘇りました!「世紀の凡戦」などと書き立てた新聞などもあったように記憶しているが、私は「これこそ真剣勝負なんだ!」と震えが止まりませんでした。...
小さな庭の物語

Intermission~キングサリ咲く

今年の花穂は長いなあ。ちんちくりんな年もあるのだが。(去年はそうだった。)芽出し時期に、しっかり油かすの玉を撒いてやったからね!
テレビの時間

本当は怖い「SMAP×SMAP」での生謝罪

なんか、ゆうべ上のようなTV番組をやってたんだが‥‥‥別にSMAPに興味はないし、ジャニーズ事務所に恨みもないし、ジャニー喜多川が少年たちのお尻の穴を狙っていてもどうでもいいが、勤続25年のスターがこんな扱いを受ける芸能界というのは、つくず...
小さな庭の物語

七草と、太郎と

今年、はじめての投稿になります。とりあえず、新年おめでとうございます。我が家のロウバイです。昨年末から咲き乱れています。例年だと、年末は数個の花を見せるだけで、3月くらいにならないとこんな花数は見られないんですが、今年の暖かさがもたらしたも...
乞食眼レーダー

水木しげる昇天──鼻クソでもほじくりながら、日本の行く末を見守ってください

マンガ家水木しげるが、11月30日午前7時18分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。93歳。生きているうちから、すでに、私にとっては「水木大明神」であった。亡くなったからと言って、いまさら何の変わりもない。もういちど水木さんのマンガ...
佐野美津男『浮浪児の栄光』を読む

仲田三孝を探して──「やくざ小唄」

「やくざ小唄」と「八九三ぶし」『浮浪児の栄光』の「資料編」その6。今回は「やくざ小唄」についてです。 ヤクザになるなよカタギになれと きょうもあの娘が泣いていた だけどおいらはカタギになれぬ ヤクザ渡世の義理があるという歌がありますが、ぼく...
佐野美津男『浮浪児の栄光』を読む

「吉原エレジー」と「お座敷小唄」の謎

『浮浪児の栄光』の「資料編」その5。今回は「吉原エレジー」についてです。「思い起こせば三歳みとせ前、村がキキンのそのときに、娘売ろうかヤサ売ろか、親族会議がひらかれて、親族会議のその結果、娘売れとのごしょぞんに、売られたこの身は三十両。口に...
佐野美津男『浮浪児の栄光』を読む

『浮浪児の栄光』の「栄光」を考える

佐野美津男『浮浪児の栄光』をずっと見てきたが、今日は表題通り、『浮浪児の栄光』というタイトルの「栄光」が意味するものは何なのか? を考えてみたいと思う。どこかで、タイトルとちがってこの作品には「栄光」がでてこない、という読者の感想を読んだこ...
佐野美津男『浮浪児の栄光』を読む

「暁に祈る」事件と「朝日新聞」

『浮浪児の栄光』の「資料編」その4。今回は、「暁に祈る」について、です。『浮浪児の栄光』──佐野美津男の不良少年入門佃島のはなしによると、現実の鐘の鳴る丘は、信州のタテシナ高原にあって元の名をタテシナ訓練道場。センコウたちはつねに木刀を握り...
佐野美津男『浮浪児の栄光』を読む

『鐘の鳴る丘』──まぼろしの「蓼科訓練道場」

今回も『浮浪児の栄光』の「資料編」その2です。『浮浪児の栄光』──佐野美津男の不良少年入門「おれ」がネリカンから脱走し、横浜でのゴトが終わったあと、伊勢佐木町でみた映画が『鐘の鳴る丘』でした。NHKラジオの人気連続ドラマ(昭和22年~昭和2...