ども。ミロです。
飢えた人がいれば、自分の顔を差し出して食べさせて救う!
この超単純な正義!
それがアンパンマンの哲学です。
『アンパンマンのマーチ』
作詞/やなせたかし 作曲/三木たかし 歌/ドリーミング
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために 生れて
なにをして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ
今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
なにが君の しあわせ
なにをして よろこぶ
わからないまま おわる
そんなのは いやだ!
忘れないで 夢を
こぼさないで 涙
だから 君は とぶんだ
どこまでも
そうだ おそれないで
みんなのために
愛と 勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
時は はやく すぎる
光る 星は 消える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ どんな敵が あいてでも
ああ アンパンマン
やさしい 君は
いけ! みんなの夢 まもるため
アニメ主題歌にしては、哲学に満ちた歌詞ですね!
作詞はアンパンマンの作者やなせたかしさんが手がけています。
東日本大震災以降、急激にこの『アンパンマンのマーチ』の評価が高まっています。
しっかりした「幸福論」が歌われているのが出色だとおもいます。

では、こんなのはどうだ!?
自衛隊、各国からの救助隊、アメリカ海軍、ボランティアの人々、
福島第一原発の原子炉冷却のため働く現場職員たち、
…わたしたちはたくさんのアンパンマンを見ました。
被災地の子供たちもきっと彼らの活躍する姿を見たことでしょう。
だから、アンパンマンは本当にいて、困っている自分を助けに来てくれると
信じられるのではないでしょうか?
それはとてもスゴイことだと思う。
やなせたかしという方は、私にとって不思議な存在です。
『やさしいライオン』はけっこう話題になった記憶があるけど、
それ以前になぜか名前を覚えていた気がします。
決して売れっ子ではないんだけど、
アートな雰囲気の絵を描く人というイメージ。
『てのひらを太陽に』とかタツノコアニメ第一弾の『宇宙エース』の作詞もしています。
そこらへんから記憶に残っているのかもしれない。
では、もう一本、アンパンマン尽くしで締めたいと思います。