祝・護衛艦「いずも」実戦配備~敵基地攻撃能力まであと一歩!

新鋭護衛艦「22DDH」、いわゆる「日の丸空母・いずも」が、ついに実戦配備されました。

戦闘機や爆撃機が離着艦するようには出来ていませんから、
厳密に言えば空母(航空母艦)ではありません。

しかし、全長248mという巨大戦艦「大和」に匹敵する巨大さ!
そこに全通甲板を備えています。
なに、これ、です!

お隣の国々から「空母じゃないか!」の大ブーイングが聞こえてきそうなスペックですが、
「いいえ! これはヘリコプター搭載護衛艦です!」と答えるだけです。

護衛艦いずも、5回目の公試を終える

「いずも」はヘリコプターが最大14機搭載可能!
哨戒ヘリ、輸送・救難ヘリ、攻撃ヘリを搭載する実質「ヘリ空母」です。

まず、哨戒ヘリSH-60Kは、潜水艦攻撃用魚雷「97式魚雷」を装備し、
近隣大国の潜水艦も撃破可能! すでにビビリまくらせています。
まあ、これが「護衛艦いずも」の存在意義なわけですが。

「いずも」の周囲300海里は、哨戒ヘリSH-60Kによって、
中国潜水艦(あ、言っちゃった!)は近づくことが出来ません。

哨戒ヘリSH-60K

海上自衛隊公式サイトより

攻撃ヘリAH-64Dアパッチ

陸上自衛隊公式サイトより

ひとまず、島嶼防衛の最低限の海上防衛力を確保した、といったところでしょうか?
あとは制空権を確保出来るだけの、航空戦力だな。
これはまだまだ不安が残る。

しかも、敵は「沖縄」も侵略の視野に入れてますからね。
最終的に日本は「敵基地攻撃能力」を持たないことには、
戦闘を終わらせることが出来ないでしょう。

それは戦闘を長引かせる要因ともなりかねませんが、
指を咥えて敗北を待つわけにも行きません。

出来る限りの「備え」は、やるしかないものと考えます。

「敵基地攻撃能力」に寄せて、本日の1曲。

『若鷲の歌』(昭和18年)

『若鷲の歌』
西條八十:作詞 古関裕而:作曲

若い血潮の予科練の
七つボタンは桜に錨
今日も飛ぶ飛ぶ霞ヶ浦にゃ
でっかい希望の雲が湧く

仰ぐ先輩 予科練の
手柄聴くたび 血潮が疼く
ぐんと練れ練れ 攻撃精神
大和魂にゃ 敵は無い

燃える元気な予科練の
腕はくろがね心は火玉
さっと巣立てば荒海越えて
行くぞ敵陣なぐり込み

命惜しまぬ予科練の
意気の翼は勝利の翼
見事轟沈した敵艦を
母へ写真で送りたい

「予科練」とは、「海軍飛行予科練習生」の略。
日本全国から知力・体力が優秀な学生が選抜されて、
航空戦闘員としての訓練が施されました。

亡くなったうちの母も、国民学校時代、
真っ白な予科練の制服を着た、
地元出身の予科練生の講話を聞かされたと言っておりました。

予科練生になった時点で、
すでにエリートだったんですね。

動画は東宝映画『決戦の大空へ』のものです。
土浦航空隊で、実際の予科練生たちの訓練の様子が撮影されました。

同時に西條八十も、軍歌の作詞の依頼を受けており、
撮影隊と一緒に取材したものが、
この映画の主題歌として用いられました。

たくさんの軍歌を作詞している西條ですが、
彼は日本の敗北を予感していたそうです。
それなのに、なぜ軍歌の作詞を続けていたのか、弟子の詩人・新川和江が尋ねると、
「国民全部が乗り込んだ船が、すでに岸を離れてしまったのだから、
向こう岸に着くまで一所懸命に漕ぐしか無いじゃないか」と答えたそうです。

西條八十の書いた軍歌は、
苦しい戦争を戦っている兵士への「応援歌」でした。…

侵略者の野望を挫くには、
あと何隻の「いずも」型護衛艦が必要でしょう?

それとも1隻の原子力潜水艦の方が戦略上有効か?
政府には粛々と、海洋防衛力を整えて行ってほしいと思います。

陸上自衛隊「島嶼部に対する攻撃への対応」

早く「護衛艦いずも」の模型が出ないかなあ!

ハセガワ 031 1/700 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも プラモデル(F4452)