ども。ミロです。
SF作家の小松左京さんが7月26日に亡くなりました。
80歳か。うちのお袋とおんなじ年齢だ。
はじめて小松左京のSF小説を読んだのは、
『日本沈没』だったと思う。
映画化もされたので、当然映画も見ました。
テレビでも各局が特番を組んで、大騒ぎだったな。
手塚治虫がいつものように、
「この小説の映画化は失敗する」とかいっていたが、
映画が失敗だったか成功だったかは知らないが、
いまでも私の大好きな映画の1本であり続けています。
もう一つ彼の小説で面白かったのは、
『日本アパッチ族』です。
戦後の焼け跡の世界に「適応」して、
鉄を食べたり硫酸を飲んで生きられるようになった人達のお話ですが、
今度の大津波の被災地でも、電線や鉄クズなんかを盗む人たちがいて、
「アパッチ族が出たか!」と思ったものでした。
映画では『さよならジュピター』や『エスパイ』など、
SFファンなら見逃せない作品がありました。
でも、じつは、
もっと以前から大好きだった小松左京作品がありました。
それはこれ!
『宇宙人ピピ』 NHK 1965年(昭和40年)
今となってはどんな内容だったか覚えてないのですが、
毎週かかさずチャンネルを合わせて見ていた記憶があります。
わたしが小学生の頃だったと思います。
ピピが乗っている空飛ぶ円盤が、
常識外れに小さかったのが、すごく印象的でした。
『エイトマン』の原作者・平井和正との共作だったようです。
やはりこれもNHKで、
『ひょっこりひょうたん島』が終了した後番組として放送された
人形劇『空中都市008』もよく見ていました。
『空中都市008』 1969年(昭和44年)
とにかく「SF」の匂いのするものならなんでも見ていた時代でしたね。
そうそう! これもたしか原作が小松左京だったな。
『猿の軍団』
徳永れい子さん、美しかったです!
どういうふうに終わったのか確かめたくて、DVD全集を買ってしまいました。
ながいあいだ楽しませてくれてありがとう!
ご冥福をお祈りします。
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