第27回 定禅寺ストリートジャズ・フェスティバルへ行ってきた

今年も行ってきました。
「第27回 定禅寺ストリートジャズ・フェスティバル」!
すっかり日焼けしてしまった。(笑)

1か月ぶりの仙台でした。
実は先月も「空海と高野山の至宝」展を見に仙台まで出かけたんですが、
紹介しそびれてしまった。
別の機会にあらためて取り上げたいと思っています。

久しぶりに晴れ渡った空の下、
真っ昼間から生ビールをあおって、
少し酔ったかなあ、という感じで聞いていました。

太陽が照りつけてはいるのですが、
夏の暑さはすでになく、どこか秋を感じさせる空気でした。

HRT JAZZ ENSEMBLE

HRT JAZZ ENSEMBLEは2011年、東日本大震災が起こった年に結成し、
東北復興のために活動しているバンドだということです。
東京が活動の中心のようです。

グルーブ感もあり、力強さもあり、楽しめる演奏でした。

今日は朝一番から、このどでかいスピーカーの近くに陣取って聞いていました。
下のユニットからドラムやベースの重低音が鳴り響いて、
先っぽまで震えるような音のエネルギーを体に浴びて、
心地よかったです。

北朝鮮が発射したミサイルが上空を飛び越えていっても、
気が付かなかっただろうな。
変わったサウンドだな、と思うくらいのものだろう。

赤坂スウィングオーケストラ

やっぱビッグバンドは聞き応えがありますね!
こちらはHRT JAZZ ENSEMBLEと比べると、
年齢的にもサウンド的にもベテラン揃いと見受けました。

色っぺーおば……おネエさんが、前の割れたドレスで出てきて、
多少夜の雰囲気が感じられたが、
しかし定禅寺ストリートジャズ・フェスティバルは昼間からやっているので、
どうしようもなく明るすぎて、健康的なジャズ(?)にならざるを得ません。

TBC東北放送のステージは、毎回豪華なゲストを呼んで来るので、
期待して今回は開始時間から陣取っていたんですが、
なかなかステージが始まらず、結局1時間も待たされました。

ちょっとひどいなあ、と思いましたが、
ステージが始まるや、待っただけの甲斐はあった!と思わざるを得ませんでした。

熊谷 和徳

ラティール・シー

仙台出身のタップダンサー・熊谷 和徳の凱旋公演といった感じでしたが、
群衆の後ろから見ていたので足元が見えず、
残念ながらその凄さが十分には伝わらなかった気がします。

共演したラティール・シーはアフリカン・ドラムを叩くパーカッショニストです。
彼のアフリカン・ビートは凄い!
ジャズよりとんがっている!

ラティール・シーを知ったことは、
今回のJSFでの一番の収穫でした。

ジャズ・フェスをなんかもっとのんびり聞きたくなってきました。
来年は折りたたみ式のチェアでも用意して、
酒をあおりながら、一日ぼんやりと聞いていたいと思う。
大スピーカーの近くで。