糸葉シャクヤク 

ことしで6年目くらいになるのかな?
咲くまでさんざん待たされて、
ようやく咲いた! と思ったのも束の間、
たった3日で散って行きました。

それがこの「糸葉シャクヤク」です。
細葉シャクヤクともいうようです。

蕾は、3個着きました。
写真でご覧のように、
咲きがけの花びらは、
かなり黒っぽい紅色をしています。

庭の日当たりのよい所に、直接、地植えにしています。
春になっても、
出るのは毎年コスモスみたいな切れの深い葉っぱばかり!

肥料は年間を通してちゃんとやっていたんですが、
こころもち大きくなったかなあ、ぐらいしか、
成長しませんでした。

でも6年目でようやく「花」に出会えました!
こういう出会いも「あり」ですね!

一般的に出回っているシャクヤクは中国原産ですが、
糸葉シャクヤクはヨーロッパ原産です。
他のシャクヤクよりも、花期は早目です。

落ち着いた花色は貴婦人という感じですが、
開くにしたがい、ピンクがかっていきます。

もぞもぞと動き出しそうな黄色い雄しべの生命感が、
なんともいえずいいですね。

糸葉シャクヤクPaeonia tenuifolia
ヨーロッパ(バルカン半島やコーカサス地方)原産の多年草(宿根草)。