季節ごとの話題をお届けするページです。
こちら宮城はきのう今年初めての雪が降りました。
いつもの年より1週間ほど早かったようです。
きょうは雪も消えて、庭は晩秋の顔を取り戻しています。
花たちは、暑かった時期に比べて、
色も鮮やかに
姿形も凛として見えるようになりました。
冷え始めてきた空気に磨かれたためでしょうか?
庭の木々はだいぶ葉を落として、
近づいている冬に備え始めています。
そんな僕の庭の中で、ひときわ目立っているのが、写真の薔薇“ヘリテージ”です。
初夏から咲き続けていますが、
このごろはピンクの発色も鮮やかで、淋しくなりがちな秋の庭を、
精いっぱい明るくしてくれています。
イングリッシュローズと呼ばれる薔薇の一種ですが、
強さ、元気さ、美しさを兼ねそなえた、「遺産」という名に恥じない素敵な薔薇です。
イギリスの育種家デビッド・オースティンが作り出した、
オールドローズの優美な姿かたちに
ヘリテージの様な花形は「カップ咲き」と呼ばれています。
同じ薔薇でも、現代薔薇の「剣弁高芯咲き」とはずいぶんおもむきが違いますね。
このヴァラエティの豊かさが、薔薇の魅力の一つだと思います。
ヘリテージはとても育てやすいので、薔薇作りが初めての方にもおすすめです。
あなたのの財産のひとつに、付け加えて下さい。
|