2016年「人気記事ベストテン」を上げてみる

年末になるとテレビでは、今年のニュース・ベストテンみたいなのを、
あっちの局でもこっちの局でもやっているので、
わたしのブログでもやってみようと思います。(笑)

更新したての記事は瞬間的にはよく読まれますが、
長期間読まれ続けるものとそうでない記事とに、だんだん分かれて行きます。

12か月分をすべて集計するのはシンドイので、
今月分のベストテンを集計して、若干の解説を加えたいと思います。

それでは訪問者数による、当ブログの人気記事ベストテンの発表です!

第1位  「ネリカン・ブルース」の変遷  129人
第2位  わが母校「宮城県築館高等学校」のこと 81人
第3位  祝・護衛艦「いずも」実戦配備~敵基地攻撃能力まであと一歩! 78人
     『水戸黄門旅日記』という主題歌があった 78人
第5位  仲田三孝を探して──「やくざ小唄」 62人
第6位  男の料理 バーソー 『檀流クッキング』より 61人
第7位  正露丸のラッパの音って…~『所さんのそこんトコロ』 58人
第8位  『浮浪児の栄光』──佐野美津男の不良少年入門 31人
第9位  男性は注意すべし!~西洋ニンジンボク 29人
第10位  『タイガーマスク』もうひとつの結末 28人

季節により順位の入れ替わりはありますが、
だいたい年間を通してよく読まれている記事はこんなところです。

ついでに次点以下も少しだけ紹介しておくと、

テレビ戦記ドラマ『ゼロ戦黒雲隊』
ミロの軍歌入門その1 鶴田浩二『同期の桜』
日本最初の長編アニメ『桃太郎の海鷲』
『マライの虎』と谷 豊~ハリマオ伝説の始まり
『青春とはなんだ』から始まる
国破れて、「青い山脈」あり
会津と長州~歴史と未来
そういえばこんなのも書いたよなあ!

第1位の 「ネリカン・ブルース」の変遷ですが、
今月4日いちにちだけで74人に訪問していただけました。
「な、な、何があったんだ?」

時折、特定の記事にアクセスが集中するという経験はこれまでにもありました。
SNSで紹介してくれた人がいた場合とか、
「NAVERまとめ」でまとめられた場合とか。

いちばん多いケースは、テレビで取り上げられた話題と記事のテーマがかぶっている時ですね。
この場合は、google検索やyahoo検索からどっと集まって来ます。

「タイガーマスク運動」をテレビでやったときは、
第10位の『タイガーマスク』もうひとつの結末によくアクセスされますし、
番外ですが『タイガーマスク』の物語にもよく集まります。

宮藤官九郎がテレビに出演したときなどは、
第2位のわが母校「宮城県築館高等学校」のことへのアクセス数が一気に跳ね上がります!
…それを狙って、記事を書いてたりするんですが(笑)

必ずしも私が読んで欲しい記事が人気も高いというわけではありませんが、
それなりに力を入れて書いた記事だったり、めずらしい情報をぶち込んだ記事が上位に来ているところを見ると、
一応わたしなりに納得はしています。

でも、園芸関係のブログだったはずなのに、
なぜか園芸関係の記事がひとつもベストテンに入ってないのはさすがです。(笑)

あ。第9位の男性は注意すべし!~西洋ニンジンボクは、いちおう園芸関係だ。
なんかなんかな、最低限ではあるが面目を保った感じです。

ベスト30くらいに広げると、園芸関係の記事もけっこうあるんですよ。ほんと。

バビロンの空中庭園
ガーデニングは「楽園創造」である!
ハンギングバスケットの作り方

…その他、折々の感想を述べたものなどが、よく読まれています。

2007年から始めたこのブログですが、来年は10周年になるのか!
まさか、こんなに長く続けるとは思ってもいませんでした。

始めたばかりの頃は、何を書いていいやらさっぱり思いつかず、四苦八苦しながら試行錯誤を繰り返したものです。
その結果、だんだん当初の園芸専門のブログから主題が逸れはじめ、
いまではこんなブログになっちゃいました。

2011年3月の東日本大震災以降、私の関心もすっかり変わってしまいました。

これだけ時間がたっちゃうと、筆の遅さにも関わらず、記事数も230を超えており、
どこにどんな記事があるのか、読んでくださる方もわかりませんよね。
「総目次」ページでも作ろうかな?

ことし書き残してしまったこともたくさんあります。

第8位の『浮浪児の栄光』──佐野美津男の不良少年入門 を書いた頃はまだ読んでいなかった、
佐野美津男『浮浪児の栄光/戦後無宿』も読むことが出来たので、
もう少し書いてみたいことが増えました。

第5位の仲田三孝を探して──「やくざ小唄」の頃は、
仲田三孝さんについての資料がほとんど手に入りませんでしたが、
その後、いくらか新しい情報を仕入れることが出来ました。
それについてもいつか書いてみたいと思っています。

それと、最近は「ヤミ市(闇市)」がブーム(?)なようで、たくさんの書籍が出ており、
闇市についてふれた私の記事も、番外ではありますがけっこう読まれています。

『浮浪児の栄光』の「栄光」を考える

NHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』にしろ『べっぴんさん』にしろ、
最近のものは、そこには必ず「ヤミ市」が登場します。
『ごちそうさん』にも出ていたな。
戦後の日本に出現したこの青空市場こそ、まさに戦後そのものの象徴的存在として、描かずにはおれないのでしょうね!

ただ、いまいちわたしは、この朝ドラのヤミ市に、物足りないものを感じていました。
ヤミ市の「闇」の部分が足りないように思うからです。
そこでわたしなりの「闇市」を書いてみたいと思うようになり、
資料を集め準備をしてはいるのですが、まだ書き出せずにいます。
タイトルだけは決めてあるんですが。
「闇市三国志」というのがそれです。

それと『姿三四郎』についての別ブログの立ち上げですね。
モハメド・アリVSアントニオ猪木、格闘技世界一決定戦(1976年)で予告はしたものの、ついに間に合いませんでした。
東京オリンピックに向けて、
いまいちど柔道草創期の風雲急を告げる時代を描いたこの作品を、
みんなで共有したい! というのがそもそもの動機だったんですが、
それは来年に回したいと思います。

映画『姿三四郎』 1970年(昭和45年) 松竹


監督/渡辺邦男 主演/竹脇無我