2009年のあしたはどっちだ !?

気がついたら、しばらく更新から遠ざかっちゃってました!

1月4日に書きかけてそのままになっていた記事の、
いま続きを書いてます。(笑)

では、そのつもりでどうぞ!


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『チャンスはピンチの顔をしてやってくる』(重茂達・著)
題名に心惹かれて、
本屋で見つけたたとたんに立ち読みしてしまいました。
(重茂さん、買わずに読んじゃってごめんなさい!)
わたしもまさにそんな心境でいたためです。
いやあ、重茂さんの人生と彼の言葉から勇気をもらいました。
(ただで。…ごめん!)


日本の内も外もたいへんなことになっている、2009年の始まりです。
わたしもまた、一足早くその激動に巻き込まれた一人です。


世俗的な意味での「ピンチ」に初めて立たされました。
いちばんは経済的なものですが。
昨年1年間ほど、
「どうやってお金を稼ぐか?」を真剣に考えた事はありませんでした。


バブル以降、けっこうそれなりにやっていれば、
それなりに生活できる時代が続いて来たんですよね。
そんな時代はすでに遠い夢と消えてしまいました。


しかし、
ピンチの中にこそチャンスはあるんだ! という信念のもと、
残りの人生をどう生きるかを含めて考え直して見ました。


精神的な意味でのピンチには、
二十歳の時の弟の死以降、何度か立たされており、
わたしなりの覚悟を持って生きているので、
裏切りだろうが、
だまし討ちだろうが、
戦争だろうが、
革命だろうが、
人間として大切なものは何なのかを見失わずに、
生きていけると思っています。


時代によっては、
捨てなければならない思いもあるのだということも、
知っています。


とはいえ、
どんな時代であれ、
働いて、お金を得続けないことには、
誰も生きてゆくことが出来ません。


税金を払うたいへんさも、身にしみて感じました。
「1万円」の金を稼ぎ出すたいへんさを、
政治家や税金を使って仕事をしているお役人たちは、
どれほど知っているのでしょうか?


自由競争社会の持つ「野蛮性」というものにも、
遅ればせながら気が付きました。
頭でだけじゃなく、自分の体験を通してね。
「高度な文化を持った原始人」がどんな行動をとるのか、
当の本人たちには見えていないようです。


本当に大切なものは何か?
今年は、これを見つめる年にしたいと思っています。

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うわっ!
えらくシリアスな展開になってますね!(笑)

この直前に、
悪い時に悪い事は重なるもので、
スピード違反でネズミ捕りにつかまり、
裁判所で罰金7万円払わされたりして、
目いっぱいブルーになっていたためだと思われます。(泣)


いまの心境は、だいぶ変わって来ていて、
世の中、どんなに不景気だろうと、
自分がそれに付き合うのはやめておこうと考えています。


L&Gの会長とやらが警察に連れられて行く姿が
テレビに映し出されていました。
虚栄とおごりに満ちた態度は、
昨年テレビをにぎわせた、
商品偽装でおわびする社長たちと共通するものを感じました。


朝から行きつけの料亭に入り、
ビールを飲みながら朝食をとっていたようでしたが、
自分だけそんな贅沢をするために、
平気で人を食い物にしてきたひとです。
現代版の「食人種」ですね。


一方で、
この「食人種」とは違う種類の社長さんも
テレビで見ることができました。


「AZスーパーセンター」という鹿児島の大型小売店の経営者ですが、
不景気と言われるこの日本で、
今年度の売り上げが、
昨年度の100億を上回る110億円という凄い実績を叩き出しています!


スーパーセンターというのは、
スーパーマーケット+ホームセンターという新しい業態で、
生鮮食品とともに、
食品以外の商品が広く深い品揃えで販売されています。


この社長さんの凄い所は、
徹底的に「お客様のためになる」サービスをやっているところですね。
そこが「食人種」型の経営者との決定的な違いです!


お客様から要望のあった商品は、
たとえ1年に1個か2個しか売れないものでも揃える!


また、店まで来る「足」の無いお客様のために、
無料バスまで運行するというサービスぶり!


鮮魚は近くの市場から、
目利きの出来るバイヤーが直接仕入れて来るので、
鮮度と価格では敵うものなし!
通常のスーパーの3倍は売り上げているようです。


不景気であっても、
結局「本物」は生き残るということでしょうか?


不景気だ! 不景気だ!
というマスコミの掛け声に踊らされずに、
「本物」になるためにはなにをすればいいか?
ことしは、そこに的を絞って、
自分の生き方の指針にしたいと思っています。